2014年02月18日(火)

オープンガーデン

みなさんオープンガーデンという言葉をご存知でしょうか。オープンガーデンの歴史は英国から始まります。イングリッシュガーデンの起源であるイギリスはもとより、ニュージーランド、オーストラリア、カナダと世界でも住みよい都市や国々を中心に、日本でも各地域に広がりを見せています。街ではコミュニケーションがよくなり、自然や花を愛する人が増え、ガーデンのつくり方も、家の見せ方も大きく変わってきます。

「家の価値は庭で決まる」とよく言われますが、「生活価値」「資産価値」「地域価値」という3つの価値が大事とされている今、このオープンガーデンの果たす役目はとても大きいと思います。

オープンガーデンは、物見高く人の庭や花を覗きに行く植物園でも公園でもありません。個人の庭です。庭主の方への感謝の気持ちを伝えましょう。庭主の方は趣味で楽しまれているため、批判は控えましょう。指定された公開日以外に訪問するのは絶対にやめましょう。公開したからといって、いつでもオープンガーデンをしているわけではありません。大声で話すのはやめましょう。ヒールのある靴で庭へは入らない。草花を踏まない、折らない、触れない、種を持っていかない。「この株(花)欲しいので、分けてください」は禁句です。「外から見てください」の庭を訪問したときは、チャイムを鳴らさないように。車のエンジンは必ず切り、駐車は近所迷惑にならないようにしてください。トイレなど庭以外のプライベートスペースの利用は遠慮する。あなたにとって1回限りの訪問でも、庭主の方にとっては何度目の訪問者なのかを考えてマナーを守って見てください。

家という暮らしに庭という暮らし、そして人との出会い、街並みや都市景観をどのようにデザインしているか・・・本当にこの街で、この家でよかったというのは決して“坪単価が高い家”ではないことが自分の経験で学んだ気がします。