Niwa Channel Blog

2013.07.23 Tue

水やり三年・・・。|散水のコツ。植物の食事です。

 

みなさま こんにちは。

庭チャンネル愛知 戸高です。

今回は水やりについて お話しします。

壁面緑化

植物を育てるうえで欠かせない水やり。 植物を長く楽しむには そのコツをつかむことが大切です。

私がゴルフ場で働いていたとき、様々な薬や肥料を用いて管理していてもどうしても上手くいかないときが有りました。

そんなとき 私の師匠のグリーンキーパーに尋ねたところ、「水の管理を徹底しなさい」とアドバイスを頂きました。 ただ生かすために散水するのではなく 成長をコントロールすることまでできることを学びました。

みなさまは 日々どのような感覚で植物への水やりをされているのでしょうか?

一本一本愛情をこめてする水やりは愛好家にとっては至福の時間と呼ぶべきかもしれませんし造園初心者にとっては水切れを心配しプレッシャーを伴う作業かもしれません。

一本一本 丁寧に 大切に という意識がとても高く、水やりにも 職人の域というものが存在します。春夏秋冬それぞれの季節を経験し、根が落ち着くまで最低3年はかかるであろうと実感します。

ヒュウケラ

実際の水やりは 根水と葉水を使い分けます。

植えたばかりの植物は樹木でも草花でも乾きが予想よりも早い事が多いです。ですから一日に一回は水の乾きのチェックは必要となります。

よくお客様に 「樹は雨水だけで、水はあげなくてもいいと思っていました。」というコメントを頂きます。

樹も植えられたばかりの時は 生まれたての赤ちゃんと同じ。

自分で水を吸い上げる力が弱いためしっかりと水をあげて下さい。量を必要とするため、実際は草花より気を使います。

タイミングは朝が理想的。なぜなら光合成は午前中の方が盛んなので、その際水切れを起こしていると植物の生育に良くないからです。もう一つの理由が水やりを忘れないリズムを作れるからです。

アオダモ

水やりの方法の基本は「木の根元に回しかける」が基本。シャワー状に出る水を鉢の形に添ってまわしかけていきます。 一か所に集中して掛けてしまうと土にしみこむ量より流れ出してしまう水の方が多くなってしまいます。地面にそっと 水を置いてあげるイメージをもってしっかりとかけて下さい。

そして 葉水。

植替え直後と夏には葉にも水をかけます。夏場は気温が高く 蒸散も盛んで葉がとても乾燥します。 夕方の水やりには植物全体に水がかかるように葉水をかけ 葉の細胞に直接水分を補います。

私にとって水やりは「無」になって植物と接することができる 大切な時間です。

 

その他にも散水に適したグッズの紹介ががコチラからご覧になれます。

 

 

 

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2013.06.23 Sun

日陰に強い植物を守る|シェードの取付のコツ

 

シェードの取付のコツをお伝えする前に素晴らしいニュースが入りましたね。

みなさん こんにちは。

愛知県のエリアキーパー 庭チャンネル 愛知の戸高です。

富士山fujisanが今日、世界遺産に登録されましたね。

fujisan

富士山好きの私としては 大変喜ばしい事なのですが、多くの方がお見えになることによってさまざまな問題が起こりそうな事が気がかりでもあります。

 

さてさて 本題に入りますね。

梅雨空なのか 真夏なのか はたまた台風が来たり よくわからない気象条件のなかアジサイが満開を迎えています。庭の川辺に植わっているオタフクアジサイが、奇麗な青に染まりました。加工された青じゃなく、自然が生みだす青はなんて優しい色なんでしょう。

アジサイ

葉焼けもなく美しく咲いてくれているのは シェードセイルのおかげです。

強烈な西日をしっかりとオーストラリア製のシェードで守ってくれています。その中に、こんなのを見つけました。

オタフクアジサイ

アジサイの花びらと言われるガクが、一つの花の中に半分ずつで違いがある花がありました。

ガクアジサイ

左側から見ると普通のアジサイ(?)

 

オタフクアジサイ

右側を見るとオタフクアジサイ。

 

 

アジサイ画像

ハーフなの?      不思議です・・・・・??

 

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2013.06.15 Sat

散水のコツ|植物は水管理が基本です。

 

こんにちは

愛知県のエリアキーパー 庭チャンネル愛知の戸髙です。

今回は手軽に出来る、ちょっと考え方を変えた散水システムをご紹介したいと思います。

 

 

私の考える最高のシステムは「雨」だと思います。

ドライミスト

天然の雨に勝てる者はこの世の中にないと考えますね。

古代から植物が健全育成状態で反映したのは、雨以外の散水はなかったはずです。

屋久島の植物が通常では考えられない状態で生育しているのも 豊富な降水量と上昇気流による霧の発生が不可欠だと思います。

霧の散水

「雨にぬれた植物の表情は美しい。」

そんな付加価値もつけられると思います。

私がゴルフ場の芝管理をしていた時も第一に水管理が基本となります。
土壌 肥料もありますが、生育を管理するのには水の与え方で伸ばしたり止めたりも出来ます。

おととしの酷暑の中、壁面緑化の芝がしっかりとカッチャクしたのクールミストシャワーのおかげです。

ミスト画像

 

水のつぶの大きさや設置の簡単さ、価格。どれをとっても植物にとって素晴らしい完成度でした。
さまざまな散水のシステム(ホースの種類)を取り付けましたが 軍を抜いて効果が実証されました。

家庭での自動散水で考えられる欠点が、

 

●近所への飛散からの苦情。

●スプリンクラー等はマキムラが出ます。風によってかからないところが出たりもします。

●ホースやタイマーが壊れているとき気がつかない。
●ホースが細いと特に壊れやつまりがよく発生します。

●水のあげすぎによる根ぐされ。

●植物植替え時に毛細血管のようにホースがある煩わしさ。

 

その観点から考えるとクールミストシャワーは

クールミストシャワー

●近所に飛散しても「きもちいねー」と言ってもらえる。
寒い冬は手動で水まきしてもたかがしれています。専門知識はこちらから→
植物の草丈によって高さが変えられるスタンドなんかがあれば、飛散も最小限に調整できると思います。

●風の影響は出やすいが、ビル風等で風が回っているのでたまにはかかる。上からの散水は植物が水を求めて葉を広げたり自分で水を得ようと形状を変化させたりもします。

そのさまが美しさを倍増させます。

ネバチだけの散水では葉は変化しようがありません。

水は根ばかりに与えるだけでは美しくは育ちません。葉水も大切です。
特に落葉樹は 葉の構造が繊細なため葉やけしやすいものです。
葉に水を与えると根まで落とす構造の植物もあります。(ツワブキ ホスタ ハラン シダ類など)

庭の川

高木の陰でひっそりと育つ植物は根元まで水がいきわたりません。そのためにそのような形状に進化したと考えられています。

 

ツワブキ

上からの散水は気温が下がるので、葉の形状を変化させるのは、その影響もあるかも知れません。
適正な気温のコントロールもしてくれます。

●散水口が見えるので 壊れていてもすぐに発見できる。

●水をあげすぎようとすると何時間も時間がかかってしまうため、物理的に不可能。

●地面には何も埋設物がないので気軽に植え替えが楽しめる。

酷暑の時以外は手散水でも十分かと思います。専門知識はこちらから→

●タイマーをかければ 水を与えるリズムを植物は覚えます。少量の散水でもよくなってきます。

基本的な考え方として、人工的に意図的に雨が降らせることができれば 完璧な散水システムが完成出来ると思います。

使いやすく セッティングが容易 安価 付加価値(見てて美しい霧、涼しくなる等) 部品が少ない 目ずまりの対策がしてある。どの観点から見てもクールミストシャワーは理想の散水システムだと思います。

潅水

 

皆が考えらえなかった盲点だと思います。

散水の基本は「雨」
長く、しとしとと降る雨です。雨はコントロールさえ出来れば 美しいものです。

ポーチや目隠しフェンスにさりげなくクールミストシャワーが組み込めれば最高ですよね。

潅水

植物を美しく管理するには散水がいちばん重要と考えても過言ではありません。

よ~く 考えてみて下さい。

植物の直接の食事は 水だけなんです。

 

 

 

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